May 19, 2007
『クローズアップ現代:ワーキング・プア−−米からの警告』を見た。

「働けば報われるというアメリカン・ドリームはもはや幻である」。
働いても働いても、貧しさから脱出できない。
ワーキング・プアは、格差が広がる先進国に共通の問題。
▽各国の貧困率(18〜65歳:2000年)
アメリカ:13.7%
日本 :13.5%(日本では、400万世帯?)
イギリス:8.7%
ドイツ :8.0%
フランス:6.0%
>>国民の平均所得の半分以下の人たち=貧困層。
▽崩壊する中産階層−−
工場の熟練労働者、事故で失職。
自分の能力を生かせる仕事が、町にない。
あるのは、低賃金の単純労働だけ。
月19万円。働き続けても、給料が上がることは期待できない。
貧困者数:3110万人→ 3700万人。(00年−05年)
100万ドル以上の資産層:310万人→ 647万人(92年−04年)
>>5%の人が、社会の富の6割を所有?
貧困が世代にわたって連鎖していく問題。
金銭的な貧困→ 子供が高度な教育を受けられない。資格をもてない。
−−高校をトップクラスで卒業した女性。
日本、正社員:1390万人→1283万人(15−34歳)
年収200万円未満:171万人→ 215万人(01年−05年)
(35歳から59歳)
製造業の衰退→ 中産階層の崩壊。
海外の安い労働力へのアウトソース。
見えない貧困→ 「働いている以上、貧しくはないだろう」。
貧困に陥るのは、自己責任の問題。「努力しない」という問題なのか?
貧困への持続的な注目が、必要。
「It is time to be ashamed.」−−D・K・シプラー
わたしたちには、貧困を解決する知恵と力があるはずである。
働いても、学び続けなければならない社会になっている。
→ 再教育の環境を整える。新たな技術や知識への対応。
%よぶん。
問題は、貧困それ自体だけではなく、勤労の精神というか習慣という側面もつよい。で、それがローカルにでも社会的に崩壊してきたら、それなりな無力感にひたった大きな人的集団を社会がかかえることになる。なんというのか、とくに先進国では、労働力というか製品やサービスを高度化していくしか、術がないのか、と思った。

